■概要

2025年7月13日～7月17日に大阪・関西万博会場ギャラリーWESTにて新潟県の伝統工芸品“十日町友禅”を体験できるARを制作。

■導入ゾーンで着物ARを展示

大阪・関西万博のギャラリーWEST「導入ゾーン」にて、来場者が着物を体験できるWebARコンテンツを展示しました。
　

本企画は「学ぶ・感じる・楽しむ」といった来場者体験をより豊かにするため、インタラクティブな要素を取り入れることを目的として実施。
その中でARが採用されました。
　

また、対象は若年層に限らず幅広い年代を想定しており、アプリ不要で気軽に楽しめるWebAR形式を採用。
多世代の来場者が手軽に着物体験を楽しめる仕組みを実現しました。

実際の会場写真

■webAR着物試着体験の仕様

お手持ちのスマートフォンでQRコードを読み取るだけで、新潟県の伝統工芸品 「十日町友禅」 の着物試着を体験できる仕様としました。

　
大阪・関西万博（EXPO 2025） の西ゲート近く「ギャラリーWEST／フューチャーライフゾーン」にて、赤と黒の2種類の着物を WebAR（スマホブラウザ対応） で準備しました。
体の動きにあわせて着物がフィットする 体認識AR（ボディトラッキングAR） を採用し、伝統工芸と最新テクノロジーが融合した新しい試着体験を実現しました。

■webAR導入メリット

• アプリ不要で誰でも簡単アクセス
  QRコードを読み取るだけで体験できるWebARを採用。大阪万博来場者は自分のスマートフォンから直接アクセスでき、操作の手間を最小限に抑えました。
  　
• 大がかりな設営も不要で準備が簡単
  アプリ不要でＱＲコードを読み込むだけで体験ができるので、衣装の準備などの手間が省けます。　　
  　
• 伝統工芸の魅力を直感的に体験
  新潟県の伝統工芸「十日町友禅」を、体認識ARで身体にフィットさせることで、従来の展示以上にリアルで没入感のある着物試着体験を提供。若年層や海外来場者にも文化価値をわかりやすく伝えられます。
  　
• 文化とテクノロジーを融合した新しいPR手法
  着物の試着をデジタル体験に変えることで、SNS映え・拡散効果を期待でき、観光や伝統工芸のプロモーション手段として有効。大阪万博を通じて広域的な情報発信にもつながります。
  　
• 小さな子供から大きな大人まで1つのARで対応可能
  実物の服ではサイズごとの用意が必要ですが、ARなら体の大きさに合わせて自動的にフィットするため、1つのコンテンツで誰でも体験できます。

■webAR活用シーン

• 観光・文化体験として
  祭り衣装や歴史的な鎧兜、伝統的な民族衣装を来訪者が手軽に仮装体験。観光地や博物館での体験型展示として活用でき、SNS発信による地域PR効果も期待できます。
  　　
• イベントや展示会での話題喚起・集客ツールとして
  来場者のSNS投稿や記憶に残る体験価値を創出し、話題作りや集客にも活躍できます。
  　　
• ECサイトや店舗でのバーチャル試着体験に
  購入前に着用イメージをwebARで試着確認することによって、購買促進に貢献できます。
  　　
• 学校など教育現場での歴史・文化教材としても活用可能
  体験型の学びで、伝統への関心を高め、記憶にも残りやすい教材として活用できます。

■ARの種類

今回登場したARは、体認識型ARです。
こちらのサイトで体認識型の同様のARコンテンツも確認可能です。

→　　https://byar-var.com/byar-for-web/

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