ARフィルターとは?制作方法・種類・企業活用事例を徹底解説

ARフィルターとは?制作方法・種類・企業活用事例を徹底解説

目次

ByAR編集部 | 最終更新:2026年5月

ARフィルターとは?制作方法・種類・企業活用事例を徹底解説

ARフィルターとは

✓ Meta社から選出されたAR制作会社の記事
✓ 200コンテンツ以上の制作実績
✓ 40社以上のクライアント実績
✓ 豊富なAR制作実績
✓ 企画〜制作〜運用まで一気通貫対応
この記事のポイント

  • ARフィルターはTikTok・Snapchat・Instagram/FacebookなどのSNSで体験できるARエフェクト各プラットフォームごとに制作ツール(Effect House・Lens Studio・Meta Spark等)が異なります。
  • 認識方式は顔・手・体・平面・画像の5タイプ用途に応じて使い分けることで、化粧品・スポーツ・観光・ファッション・販促物などあらゆる業界で活用できます。
  • SNS ARフィルターは「投稿→他ユーザーが利用→さらに拡散」のループでUGCを生み出す従来広告にはない雪だるま式の拡散力が最大の魅力です。
  • ACIDMAN・大阪エヴェッサ・Repetto・渋谷スクランブル交差点ARなどByARの実績事例を多数紹介業界トップクラスのAR制作会社が手がけた成功事例を解説します。
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実際のWebAR体験サンプルはこちらからご覧いただけます。業界・用途別に多数のデモをご用意しています。

1. ARフィルターとは

ARフィルターとは、スマートフォンのカメラを通じて現実の映像にデジタルコンテンツを重ね合わせる「拡張現実フィルター(ARエフェクト)」のことです。TikTok・Snapchat・Instagram/FacebookなどのSNSアプリ内でカメラ機能を起動したときに利用でき、顔にメイクやマスクを重ねたり、背景を変えたり、3Dキャラクターを出現させたりと、さまざまな体験を提供します。

個人クリエイターの作品から、企業がブランドプロモーションとして制作・配布するものまで幅広く存在します。企業がARフィルターを活用するマーケティング施策は「ARフィルターキャンペーン」「SNS ARプロモーション」とも呼ばれ、高いエンゲージメント率とUGC(ユーザー生成コンテンツ)効果が評価されています。

ARフィルターが普及した背景

2017年にSnapchatが「Lens Studio」を一般公開、その後TikTokが「Effect House」を提供し、企業・クリエイターがARフィルターを制作・配布できる環境が整いました。これにより、AR体験が「特別な装置が必要なもの」から「日常的なスマートフォンで楽しめるもの」に変化し、ARフィルターは現代のSNSマーケティングの主要な手法の一つとなりました。なお、Instagram/FacebookのMeta Spark(旧Spark AR Studio)は2025年1月にサービスを終了しています。

2. 対応プラットフォームと制作ツール

プラットフォーム 制作ツール 特徴 主なユーザー層
TikTok Effect House ショート動画との親和性が高い。エンタメ・ゲーム要素に強い。バイラル拡散力が高い 10〜20代若年層
Snapchat Lens Studio 高精度AR。グローバルユーザーへのリーチに強い。欧米ユーザーが多い 欧米の10〜30代
Instagram / Facebook Meta Spark(旧Spark AR Studio)
※現在は終了
2025年1月にサービス終了。現在はWebARをInstagramと連携させることでARキャンペーンを継続可能 20〜40代

Effect House(TikTok ARフィルター)の特徴

Effect HouseはTikTokのARエフェクトを制作するためのツールです。ゲーム性・インタラクション性が高く、音楽・ダンスとの組み合わせでバイラルしやすいコンテンツが制作できます。若年層へのリーチを最大化したい場合に特に有効なプラットフォームです。

Lens Studio(Snapchat ARフィルター)の特徴

Lens StudioはSnapchatのARレンズを制作するためのツールです。高精度なリアルタイムAR処理が特徴で、グローバルキャンペーンを展開する際のプラットフォームとして機能します。欧米ユーザーが中心のため、グローバルブランドのキャンペーンと相性が良いです。

Meta Spark(Instagram/Facebook ARフィルター)の特徴

Meta Spark(旧Spark AR Studio)はInstagram・FacebookのARエフェクトを制作するためのツールでしたが、2025年1月にサービスを終了しました。現在、Instagramと連携したARキャンペーンを行うにはWebARが最適な手段です。ByARはWebARとSNSを組み合わせた施策の制作実績を豊富に持っています。

3. フィルターの種類(認識方式別)

ARフィルターはカメラが何を認識するかによって大きく分類されます。それぞれに得意な表現と活用シーンがあるため、目的に応じて選定することが重要です。

顔認識型ARフィルター

スマートフォンのインカメラで顔を認識し、メイク・マスク・キャラクターなどを顔にオーバーレイするフィルターです。コスメブランドのバーチャルメイク・キャラクターなりきり・フェイスペイントなどに活用されます。操作が直感的で体験のハードルが低く、最もポピュラーなARフィルターの形式です。

参考動画:メイクAR(顔認識型ARフィルター)

手・体認識型ARフィルター

カメラが手や全身を認識し、ジェスチャー連動・全身試着・なりきり体験などを実現するフィルターです。ファッションブランドのバーチャル試着・スポーツチーム応援・なりきりキャラクターなどに活用されます。「自分が映像の中で変身する」体験ができるため、SNS投稿のフックとして非常に強力です。

参考動画:体認識型ARフィルター(仮装・試着体験)

平面認識型ARフィルター

床・テーブル・地面などの平面を認識し、その上に3Dオブジェクトを配置するフィルターです。家具・家電・キャラクターの試し置き、モニュメント装飾、3D記念撮影などに活用されます。実空間と等身大のARが融合するため、製品PR・販促物・観光地での記念撮影に効果的です。

参考動画:平面認識型ARフィルター(製品試し置き)

画像認識型ARフィルター

パンフレット・パッケージ・ポスター・名刺などの特定画像をカメラで読み取ることで、その上にARコンテンツが表示されるフィルターです。販促物のデジタル化・パッケージから動画が飛び出すPR・カードゲームやコレクションのデジタル拡張などに活用されます。紙メディアとデジタルをつなぐハイブリッド施策に最適です。

参考動画:画像認識型ARフィルター(パンフレット・ポスター)

4. 企業活用事例

事例1:名探偵ピカチュウ「キャラクターなりきりARフィルター」

名探偵ピカチュウ キャラクターなりきりARフィルター

クライアント:UUUM/ゲーム「名探偵ピカチュウ」販売PR

プラットフォーム:TikTok・Instagram

活用概要:ゲーム「名探偵ピカチュウ」の販売PRとして、ピカチュウの顔真似&なりきりが楽しめる顔認識型ARフィルターをTikTokとInstagramで展開。ユーザーがフィルターを使ってピカチュウになりきり、SNSに投稿することで自然な形でゲームPRを実現しました。

効果:キャラクターIPの認知拡大と販売促進を同時に実現。「自分がキャラクターになる」体験はUGC投稿との相性が抜群で、ファン層を中心に多数の二次投稿が発生しました。

活用技術:SNS ARフィルター(顔認識・なりきり型)

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事例2:大阪エヴェッサ(B.LEAGUE)「SNS ARフィルター」

大阪エヴェッサ SNS ARフィルター

クライアント:大阪エヴェッサ(プロバスケットボールチーム B.LEAGUE)

プラットフォーム:TikTok

活用概要:B.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチーム・大阪エヴェッサのファンエンゲージメント施策として、手認識と顔認識を組み合わせたSNS ARフィルターをTikTok向けに制作。チームカラー・ロゴを活用し、試合観戦時や日常のSNS投稿でファンがフィルターを使える環境を整備しました。

効果:ファンがSNS投稿にARフィルターを使うことで、チームへの愛着・帰属意識が高まりファンコミュニティが活性化。試合外の期間にもSNS上でのチームプレゼンスを維持することができました。プロスポーツチームのデジタルファンエンゲージメント施策の好例です。

活用技術:SNS ARフィルター(手認識+顔認識型)

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事例3:米国グローバルブランド 周年記念イベント『渋谷スクランブル交差点AR』

渋谷スクランブル交差点AR 平面認識ポータル型AR

クライアント:米国グローバルブランド(周年記念イベント)

プラットフォーム:Instagram

活用概要:渋谷スクランブル交差点を舞台に、米国グローバルブランドの周年記念イベントとして「ポータル型バーチャル空間AR」をInstagram上で実施。スマートフォンをかざすと現実の渋谷の街並みにブランドの世界観を表現したバーチャル空間が出現する、平面認識を活用した大規模な体験型ARを展開しました。

効果:渋谷という象徴的なロケーションを活かした没入型AR体験により、来場者のSNS投稿が活発化。ブランドの周年記念に相応しい話題性とブランド体験を同時に提供することに成功しました。グローバルブランドのフラッグシップ施策として、AR×リアル空間の融合の可能性を示す代表事例です。

活用技術:SNS ARフィルター(平面認識・ポータル型)

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事例4:ACIDMAN SAIフェス「音楽フェス×ARフィルター」

ACIDMAN SAIフェス ARフィルター

クライアント:ACIDMAN(音楽アーティスト)SAIフェス

プラットフォーム:Instagram

活用概要:音楽フェスティバル「SAIフェス」のプロモーションとして、フェスの世界観・アーティストブランドを体現したARフィルターをInstagramで配布。フェス参加者・ファンがARフィルターを使って投稿することで、フェスの熱量をSNS上で可視化・拡散させました。

効果:フェス前後にARフィルターを使ったUGC投稿が多数発生し、フェスの認知拡大と参加者の体験価値向上を同時に実現しました。「フェスに行ったことをSNSでシェアしたい」というユーザー心理と合致した施策です。

活用技術:SNS ARフィルター(顔認識・世界観演出型)

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事例5:Repetto(フランス高級ブランド)「フォトフレームARフィルター」

Repetto フォトフレームARフィルター

クライアント:Repetto Japan

プラットフォーム:Instagram

活用概要:フランスのラグジュアリーバレエシューズブランド「Repetto」の新商品PRとして、ブランドの世界観・エレガンスを体現したフォトフレームARフィルターをInstagramで展開。高品質なブランドイメージを損なわない上質なARデザインを実現しました。

効果:ブランドの価値観に合致した上質なARフィルターが、ターゲット層のInstagramユーザーに自然に受け入れられ、新商品への注目度と購買意向の向上に貢献しました。高価格帯ブランドでのARフィルター活用は、ブランドエクイティを維持しながらデジタルプロモーションを展開できる有効な手法です。

活用技術:SNS ARフィルター(フォトフレーム型)

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事例6:キャロウェイアパレル「ピースAR キャンペーン」

キャロウェイアパレル ピースARキャンペーン

クライアント:キャロウェイアパレル

プラットフォーム:Instagram

活用概要:カメラの前でピースサインを作るとキャロウェイのロゴが完成するオリジナルARフィルターを活用した「キャロウェイピースARキャンペーン」をInstagramで実施。ゴルフアパレルブランドのSNSキャンペーンとして、手認識型ARの面白さとブランディングを両立させました。

効果:「ピースをすると変身する」というシンプルで参加しやすい仕掛けがSNS投稿のハードルを下げ、ブランド認知拡大とSNSエンゲージメント向上に貢献しました。手認識型AR×UGC施策の好例です。

活用技術:SNS ARフィルター(手認識型)

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5. SNS ARフィルターの拡散力・UGC効果

SNS ARフィルターが従来のSNS広告と決定的に違うのは、「ARフィルター自体が拡散の起点になる」という点です。誰かがARフィルターを使ってSNSに投稿すると、その投稿には「どのARフィルターを使ったか」が自動的に表示・リンク化されます。その投稿を見た別のユーザーが「自分も使ってみたい」とフィルターをタップすれば、すぐに同じARを使って投稿できる。こうして雪だるま式にUGC(ユーザー生成コンテンツ)が拡大していくのが、SNS ARフィルター最大の魅力です。

雪だるま式UGC拡散の仕組み

1
企業がARフィルター公開
ブランドの世界観を表現したARフィルターを制作し、SNS上で配布
2
ユーザーAが使って投稿
ARフィルターを使った楽しい投稿がタイムラインに流れる
3
投稿にフィルター名が表示
投稿画面に「このARフィルターを使う」リンクが自動で付く
4
ユーザーB・Cも次々と投稿
ワンタップで同じフィルターを起動でき、UGCが雪だるま式に拡大

これが従来のSNS広告にはない、ARフィルターならではの「自己増殖型プロモーション」です。一度SNS上で火が付けば、企業が広告費を追加で投じることなくユーザー同士の連鎖でフィルター利用が広がり続けます。

UGC拡散が企業にもたらす効果

  • 広告費換算で数倍〜数十倍のリーチ獲得UGCはユーザー自身の自然な投稿として広がるため、広告枠購入と違い拡散にかかるコストがほぼゼロです。
  • 信頼性の高い口コミ的効果「友人が使って楽しそうな投稿をしている」という認知は、企業発信の広告より遥かに信頼されます。
  • ブランドへの能動的な関与・愛着の形成受動的に広告を見るのではなく、ユーザーが自らARを使い能動的にブランドに関わるため、強いブランド愛着が生まれます。
  • 体験データ・トレンド分析が可能誰がいつどう使ったかというデータが蓄積され、次のマーケティング施策に活用できます。

6. 自作vs制作依頼

ARフィルターは各プラットフォームの制作ツールを使って自作することも可能です。しかし、企業のブランドプロモーションを目的とした場合、自作と専門会社への依頼では品質・クオリティ・制作期間・運用サポートに大きな差があります。

自作ARフィルターの注意点

  • ブランドガイドラインを守ったデザイン品質の維持が困難
  • プラットフォームの審査基準・ポリシーへの対応に知識が必要
  • デバイス・OSバージョン別の動作確認・品質保証が必要
  • 制作に時間を割くことで本来の業務コストが発生する

7. よくある質問(FAQ)

Q. ARフィルターは作ってからどのくらいの期間使えますか?

A. SNS ARフィルターは一度公開されると基本的に無期限で継続利用できます(プラットフォームのポリシー変更等を除く)。追加費用なく継続配布できるため、ブランドの長期的なSNS資産として活用するケースが多いです。

Q. SNS ARフィルターはプロフィールページから配布できますか?

A. はい、承認されたARフィルターは各プラットフォームのプロフィールページの「エフェクト」タブなどに表示され、フォロワーやビジターが自由に使えるようになります。企業アカウントのブランドコンテンツとして積極的に活用できます。

Q. ARフィルターはTikTok・Snapchat両方に対応してもらえますか?

A. はい、ByARはEffect House(TikTok)・Lens Studio(Snapchat)の両方に対応しています。マルチプラットフォームで同時展開することで最大リーチを実現できます。なお、Meta Spark(Instagram AR)は2025年1月に終了しましたが、ByARのWebARをInstagramと連携させることでARキャンペーンを継続できます。

Q. 審査で却下された場合はどうなりますか?

A. プラットフォームの審査ポリシーに基づいた修正を行い、再申請します。ByARはMeta社から選出された実績があり、審査基準を熟知しているため、承認通過率が高いのが特長です。

Q. PoC(小規模試験)として1本だけ依頼することはできますか?

A. はい、可能です。まず1本シンプルなARフィルターをスモールスタートプランで制作し、SNS反応・UGC生成効果を確認してから追加展開するアプローチをお勧めしています。

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